アメリカ生活

アメリカ駐在員・駐在妻が購入する車はSUV! おすすめの理由と選び方のポイント

公共交通網が発達している一部の都市部を除けば、アメリカでの主な移動手段は自家用車です。

新生活をスタートするときに購入する生活必需品にもなっています。

日本で販売しているタイプや車種とは違うのでどんな車にするのが良いか悩みますよね。

運転免許取得以来、ハンドルは握ったことがない方や、「運転は苦手なのでなるべくしたくない!」という方でも駐在生活の中で運転する機会があることでしょう。

特に子供がいる家庭では学校や習い事の送迎で強制的に運転が必要になります。

そこで今回は車社会のアメリカで駐在員家族がどんな車を購入するべきかお伝えしていきます。

こんな方に向けた記事です
  • アメリカで車を購入予定
  • どんな車を購入すればいいのか迷っている
  • 車の運転は初心者、または苦手

 

アメリカで販売している車のタイプ

まずアメリカで販売している主な車のタイプを紹介します。

  • セダン
  • SUV
  • ミニバン(車種が限られる)
  • ハッチバック
  • ピックアップ

アメリカではスライドドア車は珍しい

子連れ家庭では重宝するスライドドアはアメリカではあまり見かけません。

日本ほど普及しておらず、車種も限られています。

アメリカで購入する車を選ぶのに重要なポイント

次に、車選びのポイントを見ていきましょう。

  • 安全性 …基本的な性能に加えてセンサーやバックモニター機能がついている
  • 車体が大きく頑丈 …事故に遭った場合でも衝撃に耐えられる
  • ドライバー席から周りがよく見渡せる …周囲の確認がしやすい
  • 車高(最低地上高)が高い
  • 帰国時に高い値段で売却できる …リセールバリューが高い

走りの性能、ハンドリング、排気量、燃費と他にも比較検討する項目はありますが、重要なのは以上の5つです。

これらのポイントを踏まえ、おすすめタイプはSUVです!

アメリカで購入する車にSUVをおすすめする理由

それではなぜSUVをおすすめするのか6つ理由を説明します。

1、周りは大型車が多い

アメリカで運転して最初に感じたことは、大型の車ばかりで圧迫感があることです。

日本で例えるならトヨタのランドクルーザーや引っ越し用大型トラックのような車だらけが走行している様子を想像してみて下さい。

運転が苦手で小さい車に乗っていると大きい車に囲まれて運転することになり、さらに恐怖心が増します。

そして小さい車は相手の死角になりやすいです。

アメリカは日本よりもはるかに巨大な超大型トラックも頻繁に走行しています。

実際に私は、トラックに挟まれて高速道路を走行したことや、トラックの死角に入っているときに巻き込まれて衝突しそうになったというひやりとする経験をしました。

周りの車のサイズに合わせて車体の大きい車に乗れば死角になることを防ぎ、運転席からの見渡しもよくなり、安全に繋がるのです。

2、衝突したときのリスクが小さい

私が運転していて感じたことは、アメリカのドライバーはお世辞にも運転が上手いとは言えません。

むしろマナーが悪く危険運転もよく見られます。

その背景として、以下のことが挙げられます。

  • 日本のように大多数が教習所に通って運転免許を取得する訳ではなく、路上運転練習は親や知人が指導するということが主流
  • 実技試験も日本ほど厳しく難しくない
  • 若く、経験の浅いドライバーが多い(州によっては16歳から運転が可能)
  • 飲酒運転が合法化されている州もある
  • 日常的に通勤やスーパーでの買い物に無料の高速道路(フリーウェイ)を利用する

このような実態の中、高速道路では時速60マイル(約100km)で車間距離を取らずに走っている車があるのです。

スピードが出ていて、危ない運転をする車もいるならば事故が起きることを前提に考えましょう。

その上で身を守るためにリスクに備えるべきです。

つまり衝突や追突に耐えられる車に乗っていれば、例え事故が起きたとしても吹き飛ばされる可能性が低くなるのです。

危険なのは車だけではありません。道路の落下物や動物との衝突もありえます。例えば、高速道路にマットレスや大型家具が落ちていることも頻繁に見かけます。そして郊外では大型動物が路上に飛び出してきたり、止まっていることもあります。それらを避けきれずに衝突してしまうことや、避けた際に周囲の車や建設物に衝突する可能性も考えられます。

3、道路の舗装状態が悪い

日本の道路舗装に慣れていると「アメリカの道路はなんて悪路なのだろう!」と思うことでしょう。

道路にぽっかり穴が空いていたり、つぎはぎだらけででこぼこのコンクリートの道に遭遇することは珍しいことではありません。

短距離の移動であれば耐えられるかもしれませんが、アメリカ生活では車でのロードトリップの機会が増えます。

その点を考慮すると、状態の悪い道路を走行しても震動が少なく、快適に長距離ドライブができる車が良いです。

4、十分な荷物入れスペースがある

ラゲージスペース(トランク)が大きいとアメリカ生活では便利なことが多いです。

まず引っ越しの際、家具や大型商品を購入して運ぶことができます。

配送サービスを利用してもいいのですが、時間がかかる上に配達日時が日本ほど正確ではないので受け取るまでに多大な労力を使う可能性が高いです。

次に、日用品や食料品など普段の買い物でも荷物が多くなってしまいます。

アメリカの商品はパッケージが大きく、一袋の数が多いので、自然と買い物の全体量が多くなるのです。

そして子供がいる家庭ではストローラー(ベビーカー)や自転車、カートを積んで出かけることもありますね。

また、ガレージセールで買った大型商品を持ち帰ったり、ロードトリップやキャンプの荷物も余裕で乗せられるという点で役立ちます。

5、帰国時に売却するとき高値で売れやすい

購入する時にすでに売却することをイメージするというのは難しいかもしれません。

しかし、国をまたぐ引っ越しは何かと出費が多いものですから、リセールバリューが高い車を購入し、トータルの費用負担を抑えることも考えておいて損はありません。

アメリカは中古車でも市場価値が高く、人気の車種であれば購入時と比較して値崩れも起きにくいです。

SUVはニーズのあるタイプですから一般的に売却時に高値がつくと言えます。

6、ヒューストンは冠水する道路が多い

最後は地域の特性を踏まえた理由になります。

ヒューストンはサンダーストームと呼ばれる大雨が突然、しかも頻繁に起きます。

バケツの水をひっくり返したようなどしゃぶりで、車のワイパーを高速で動かしても前が見えないほど。

その上、水捌けの悪い場所が多いのですぐに道路が冠水し、立ち往生している車もよく見かけます。

明らかに水が溜まって危険だとわかる場所ばかりなら良いのですが、見た目では判断しかねる道路もあります。

そのような道路を通過する際に車高が低い車だと浸水して動けなくなったり、運よく通り抜けることができたとしても浸水のために故障してしまう危険性があります。

アメリカ生活を経験してわかったこと

運転に自信がないと小回りの利く小さい車を選びがちですが、アメリカこそ大型で頑丈な車に乗るべきです

日本ではホンダ社のフィットに乗っていた私は車選びの際、夫がSUVを購入するのに抵抗がありました。

日常的に運転はしていたものの、正直下手で何度も擦ったりぶつけたりしていたのです。

ですからそれまでよりはるかに大きな車を乗りこなせるのか自信がありませんでした。

ところが、アメリカ生活に慣れ、運転にも余裕が出てくると自分の車が小さく感じるようになりました。

そう感じたのは以下の理由が関係していると思います。

  • 大型車に乗っている人が多い
  • アメリカの道路や駐車場は広くてゆったりしている
  • 駐車場は前から入れる駐車方法が主流で簡単
  • 駐車場や車庫は横幅も余裕を持って停められるので多少曲がっていたとしても問題ない
  • 日本に比べると歩行者や自転車、バイクの利用者は少なく巻き込み事故の心配が減る
  • 歩行者が多いエリアは歩道や信号などが整備されている

そして「SUVにしておいてよかった!」と切実に思った出来事が購入の1カ月後に起きました。

自分の車よりも一回り大きい車と衝突したのです。

幸い怪我人は出ず、車同士の物損事故として処理されましたが、車はバンパー、ライト諸々前部分が破損し、大掛かりな修理が必要となりました。

あれがもし自分が希望していた(アメリカでは)コンパクトな車であれば、無事だったとは言い難いです。

アメリカはもらい事故や巻き込み事故、追突等、事故が多いとは聞いていたことを、まさに身を持って知ったのです。

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私以外にも知り合いで交通事故に遭った、巻き込まれたという話は日本で生活していた時に比べてよく聞きました。

十分気を付けていても想定外で起きてしまうのが交通事故です。

しかもアメリカはその頻度が高く、規模も大きいので命の危険性がより増します。

自分や家族の命を守るためにも強固で安全な車に乗ることが重要だと実感しました。

まとめ 購入するべき車はSUV

いかがでしたでしょうか?

日常的に使う車はアメリカ生活を快適に過ごすためにも重要な役割を担っています。

アメリカで車を購入するならとにかく大きい車が一番!

特に大きいものが大好きなテキサスでは車や家の大きさが家族への愛情の深さを示すと言われるほどです。

安全性を求める車についてはこの考えは遠からず、ですね。

命を守るために頑丈な車に乗ることをおすすめします。

この記事が皆さんの車選びの参考になると幸いです。

 

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